冷え症の対策として運動はとても大切ですね。
ですが、知っているだけでは意味がなく、
きちんと取り組んで初めて効果が出てきます。
では、あなたにお聞きします。
「運動を定期的に続けられていますか?」
少し耳が痛いかもしれませんが、
今回は運動習慣を簡単に身に着けるポイントをご紹介します。
私もなかなか運動習慣が定着しなかったのですが、
これでできるようになりました。
運動習慣のポイントは3つ
ポイント① ハードルは低く設定
ポイント② 行動の結び付け
ポイント③ スケジュール帳を活用
それぞれ順番に説明していきます。
ポイント① ハードルは低く設定する
なかなか習慣が身に付かない原因の一つは「ハードルの高さ」にあります。
「早く冷え症を改善したい」、「即効性のある運動をしたい」
そのような思いは十分にわかります。
しかし、そのような魔法の方法はありません。
毎日継続することが長い目で見て最短ルートになります。
そのためには毎日継続できる目標設定を設ける必要があります。
例えば、運動習慣が全くない人が、
毎日10km走ることを目標にするのは、かなりキツイです。
このような目標では途中でしんどくなり、
3日坊主へとまっしぐらです。
そうではなく、
「誰でも達成できるレベル」
これを目標にしましょう。
全く運動習慣がない人は、
・家の周りを一周走る
・スクワット1回
・一駅分歩く
といったように「たったこれだけ?」と思えるような
簡単かつ具体的な目標設定にしましょう。
ただし、
家の周りを一周走るというのは、
天気が悪いとサボる口実になってしまうので、
スクワット1回の方が場所を問わずできるので効果的です。
たった一回で効果あるの?と思われるかもしれませんが、
1回やったらもう1回やってみるか、さらにもう1回・・・
という風にある程度の回数はやってみようと思います。
習慣化で大切なのは、
「まずは継続習慣を頭に覚えこませる。
そのためには心の障壁を取り除くこと」
どんなに大変でも、
1回だけで良いと言われれば、
「まあやってもいいかな」
と思えます。
ポイント② 行動の結び付け
次に大事なポイントは
「いつ行うか?」
です。
朝起きてからだと時間ないし、
仕事が終わってからだと疲れてからできない。。。
嫌なことだとなかなか重い腰が上がらない。
そんな時は「行動の結び付け」がオススメです。
運動をしようと思うと大変ですが、
普段行なっている行動に紐付けると忘れることなく、
ストレスを減らしてできます。
例えば私の場合、
朝ゆで卵を作る習慣があります(昼食に食べる用)。
その際、ベストなタイミングでゆでたいので、
キッチンタイマーを使います。
このキッチンタイマーが動いている時間を運動習慣と「結び付け」をしました。
タイマーをセットしたらその間ひたするスクワットをします。
このようにあなたが毎日必ず行う習慣、
歯磨き、食事、お風呂、着替え・・・などなんでも良いので、
その行動をする前後に予定として組み込みましょう。
オススメは「朝一」です。
朝はエネルギーが充電された直後ですし、
これからエネルギーを活発にして行く時間帯です。
その時間に運動すると、目が覚めてシャキッとします。
さらに、朝一に嫌なことをやり遂げると達成感が得られます。
そうすると、そのあとの1日がポジティブに感じられます。
そして、もう一点大事な点は
「毎日同じ時間に行うこと」です。
今日は朝の歯磨きの後、昨日はお風呂の後といったように
ランダムにしてしまうと、脳は習慣化してくれません。
スクワットであれば、最初は1分くらいの時間で十分足りるので、
ぜひ取り組んでみてください。
ポイント③ スケジュール帳を活用
最後に、スケジュール帳の活用です。
冒頭にも述べましたら、毎日継続していても、
1週間〜1ヶ月で冷え症が全くなくなるわけではありません。
人間は成果が見えないと、飽きてきたり意味を見出せなくなってしまいます。
なので、いかに飽きさせずに自分を鼓舞して淡々と続けていけるかが大事です。
そこで活用できるのがスケジュール帳です。
要は「前に進んでいる感じ」を日々実感できれば、
冷え症そのものがまだ効果を実感できていなくても良いのです。
スケジュール帳に運動ができた日をチェックしましょう。
運動した日には○や実際に行なった運動の内容を記録するのです。
そうすると、1ヶ月2ヶ月とチェックが溜まって行くと、
今度はチェックがついていない日がなんとなく、
嫌になってきてしまいます。
そうなればしめたものです。
ご飯を食べた後に歯を磨かないと気持ち悪いように、
運動しないとなんだかスッキリしない状態にするわけです。
こうなれば運動習慣がついている証拠です。
だいたい習慣化されるまでは2ヶ月くらいです。
ここまではしんどいかもしれませんが、
ぜひ続けてみてください。
まとめ
以上の3点を意識していけば、
運動習慣が身につきます。
ただ、人間いつもいつも完璧に行動できるわけではありません。
どうしてもできない日があっても
「決して自分を責めないでください」
自分を責めてしまうと「もういいや!」
と全部投げ出してしまい、
今まで積み上げてきたものも崩れ去ってしまいます。
できない日があっても、
「ま、こんな日もあるさ」
くらいにゆったりと構えて、
翌日からまた継続して行きましょう。
運動だけではなかなか効果が得られない、
生理不順や寒冷蕁麻疹、消化器疾患(下痢、便秘)など、
冷え症に付随する症状がありましたら、
漢方専門の医療機関にご相談ください。
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