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漢方について

漢方薬の副作用 鼻がカピカピに乾燥

先日の投稿(寒暖差の鼻水 症例)にて、

鼻水の治療を無事に行うことが出来ました。

そこまでは良かったのですが、

今度は思わぬ弊害が出てきてしまいました。

鼻水は治ったのですが、

今度は反って、鼻が乾いてしまって痛みが生じるとのことです。

これは漢方薬の副作用なのでしょうか。

それともただただ乾燥が強いために生じたもの

なのでしょうか。

今回使用した漢方薬(麻黄附子細辛湯)は、

どの生薬も水の治療に働きます。

身体の中、とりわけ今回は鼻の中の

余分な水分を取り除くことで、

鼻水を抑える生薬が配合されています。

そうすると、鼻の中の血管から漏れ出てくる

鼻水が抑えられ、さらに過剰に働けば、

鼻の中の潤いも失われてしまいます。

それに加えて、

今夏の患者様の職場はとても乾燥が強いようで、

干していたタオルが、すぐにカピカピに乾燥するほどであり、

目や肌もすぐに乾いてしまうようです。

ですので、

漢方薬がすべてではないにせよ、

環境要因と漢方薬の働きの両方によって、

鼻の中の乾燥感が強く出てしまったように

思われます。

今回は3日分と短期間であったので、良かったですが、

服用期間と服用量は常に

チェックを怠らないようにしないといけないと

改めて実感しました。

今井 啓太

今井 啓太

薬剤師。1984年生まれ。名古屋市立大学、大学院を出た後、大手医薬品卸会社に入社。営業所の管理薬剤師として、西洋医学を中心に知識を深める。その後、調剤薬局勤務を経て、漢方薬局 博済に勤務。福島毅先生より、中医学理論及び漢方の臨床について学ぶ。その後、漢方コラージュの戸田一成先生より漢方経方理論を学び、実践への礎を築く。2016年、三鷹にて漢方薬局 Basic Spaceを開局。

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