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口内炎は体調のバロメーター

私事ですが、先日久々に口内炎ができてしまいました。

ここのところ、ストレスのかかることや睡眠が不十分であったなと、省みているところです。

私は睡眠不足になると、てきめんで口内炎ができます。

口内炎は私にとって、体調を知る数少ないバロメーターになっています。

口内炎の漢方治療の症例はこちらから(口内炎がすぐに出来てしまう人の漢方薬 症例

睡眠不足になると、食生活も乱れやすくなると言われています。

普段より過食になったり、ジャンキーな食べ物に手を出しやすくなります。

私にとっては口内炎の発症が自分の体調悪化を知る一つのサインになっていますが、みなさんは体調不良のものさしになるものはありますか。

体調不良のものさしを一つでもっておくと、自分の体調が悪くなっていることをすぐに察知できるようになります。
そうすれば、大きく体調を崩す前に対処することができ、大崩れを未然に防ぐことができます。

女性でしたら生理の状態かもしれませんし、肌ツヤや髪のパサツキ、爪が割れやすくなったり、情緒が不安定になったりすることかもしれません。
他にも胃腸症状(下痢、便秘、吐き気、胃もたれ・・・)や肩こりや首こりなどの体の痛みかもしれません。

いぜれにせよ、人によって現れる症状は様々です。

体質的に虚弱な場合の方は、ちょっとしたことで体調を崩しやすく、変化に敏感で憂鬱になるかもしれません。
ですが、重症になる前に「体からの危険シグナルを受け取ることができている」とも言えます。

ここのところ体調を崩しがちな方や大きく体調を崩してしまった方は、ぜひ一度自分の体調について振り返ってみてください。

体調を崩す前の兆候をキャッチする訓練をすることで、自分の現在のコンディションを把握できるかもしれません。

今井 啓太

薬剤師。1984年生まれ。名古屋市立大学、大学院を出た後、大手医薬品卸会社に入社。営業所の管理薬剤師として、西洋医学を中心に知識を深める。その後、調剤薬局勤務を経て、漢方薬局 博済に勤務。福島毅先生より、中医学理論及び漢方の臨床について学ぶ。その後、漢方コラージュの戸田一成先生より漢方経方理論を学び、実践への礎を築く。2016年、三鷹にて漢方薬局 Basic Spaceを開局。

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