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ニキビ対策の養生法

最近、ニキビの相談が多くなってきています。

ニキビは西洋薬でもたくさんの種類が出ているのですが、なかなか効果が実感できないと言う方もいらっしゃいます。

ひょっとしたら、その薬が合っていないだけかもしれず、他の薬に変えたり、治療を変えることで効果を発揮することもあります。

とはいったものの、薬だけでなく、日常生活で自分で改善できる方法はないか知りたい方もいらっしゃるだろうし、薬と併用して、より早く解決したい方もいるでしょう。

今回は日常生活で押さえておいて欲しい、ニキビ対策について、お話しします。

この対策をしたら絶対にニキビが治る保証はありませんが、心掛けていただけるとニキビ以外にも体全体にも良い作用があるので、試していただければと思います。

ニキビの原因

ニキビができる原因としては大きく2つあります。

・毛穴の目詰まり
・皮脂の分泌が過剰

よく患者様から、「ニキビに良い化粧水などはありませんか」と聞かれる事があります。

ニキビは皮膚疾患であるので、どうしても塗り薬や普段使っている化粧水などに目を向けてしまいますが、ニキビの根本的な原因は体内にあります

従って、いくら外から治療を行っても効果が薄い場合が多く、体内環境を整えることも大切になってきます。

あくまでも化粧水などの外からのケアは保湿をメインにしていただいて、乾燥による皮膚のバリア機能を低下させない事が一番の目的になります。

そうなってくると、日々の生活になんかしらの不調があることによって、ニキビを発生させてしまっている可能性もあり得ます。

西洋薬にしろ漢方薬を使うにしても、生活習慣を改善することはとても重要です。

そこで、ニキビ対策に必要な、生活習慣についてご案内します。

ニキビ対策の養生法

1.睡眠時間の確保

なににおいても一番大事なのが、睡眠になります。

当たり前すぎることですが、あえて書きます。

知っていることと実践できているかは、別だからです。

睡眠中に成長ホルモンが出て、肌の再生をしてくれます。

睡眠時間が短いと肌荒れしたり、化粧の塗りが悪くなってしまう方は、まさにニキビを発生させてしまいやすい環境が出来ていると言うことです。

睡眠不良がある方は、ニキビ治療と同時に睡眠改善も行っていく必要があります。

2.食事に注意

これも言わずもがなですね。

最近は腸内細菌がクローズアップされていますが、腸内環境の悪化が皮膚にも影響している事が明らかになっています。

具体的にニキビの要因となる食事としては以下のものが挙げられます。

・精製された糖(お菓子やジュースなど)
・乳製品
・小麦などの穀物(パスタ、パンなど)
・脂肪分の多い食事(ファストフードやマヨネーズ、スナック菓子など)
・チョコレート(カカオが合わない人も)

こうしてみると、どれも簡単に手に入り易く、なおかつ、人が至福を感じやすい食べ物ばかりです。

これも言うはやすし、行うは難し。

反対に腸内環境にとってよろしいのが野菜です。

上記の食品を減らして、野菜を多く摂ることを意識してください。

3.生理前に注意

女性の場合は、生理前になるとニキビが出来たり、悪化してしまうという方は非常に多いです。

ホルモンバランスの乱れが、皮脂の分泌を促してしまいます。

肌症状以外にも、PMS(月経前症候群)が出やすい方は要注意です。

ニキビ治療だけでなく、生理を安定させるとニキビが悪化しにくくなります。

生理前にニキビができやすい方はより一層、上記に挙げた「睡眠・食事」を気をつけていただくとともに漢方薬を併用して、生理状態を整えていくのが良いでしょう。

4.ストレス対策

ストレスホルモンが肌に影響を与えてしまい、肌の状態を悪くしてしまいます。

おまけにストレスがかかっていると、ついつい食に走ってしまう方も少なくはないはずです。

ストレス対策は人によって様々かと思いますので、ご自身にあったストレス対策をもっておくと良いでしょう。

特におすすめなのが「運動」です。

運動は血流を良くして、自律神経だけでなくホルモンバランスも整えてくれます。

家の中でもできる運動はありますので、ぜひ取り入れてみてください。

ストレス対策には「数」が大切です。

一つ二つだけでなく、複数持っていることで状況に応じて使い分けることができます。

まとめ

ニキビは見た目に関わることなので、本人にとっての深刻度は大きい病気です。

病院での薬や市販の塗り薬や洗顔剤などでも改善できる場合もありますが、生活習慣の乱れも原因となる場合があります。

養生をしっかり行っても改善がみられない場合は、漢方薬も選択肢として有用だと感じています。

その場合はぜひ東洋医学専門の医療機関にご相談ください。

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今井 啓太

薬剤師。1984年生まれ。名古屋市立大学、大学院を出た後、大手医薬品卸会社に入社。営業所の管理薬剤師として、西洋医学を中心に知識を深める。その後、調剤薬局勤務を経て、漢方薬局 博済に勤務。福島毅先生より、中医学理論及び漢方の臨床について学ぶ。その後、漢方コラージュの戸田一成先生より漢方経方理論を学び、実践への礎を築く。2016年、三鷹にて漢方薬局 Basic Spaceを開局。

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