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ニキビ・吹き出物とは

ニキビや吹き出物は尋常性痤瘡(ジンジョウセイザソウ)という、皮膚の病気です。おでこや頬、あご、フェイスラインにできる発疹のことで、毛穴に皮脂がつまり、炎症が生じることで生じます。一般に思春期にできるものを「ニキビ」、大人になってからできるものを「吹き出物」と呼びますが、両者の区別はなく同じものです。

日本では90%以上の人が経験する病気ですが、医療機関を受診する人は10%に過ぎない状況です。とはいえ、ニキビが軽症で治る人もいれば、ニキビ痕ができるほどに重症化する人までさまざまです。最も目に付く顔にできやすいことから、心理的な影響は大きく、それゆえに早期の対策が望まれる疾患です。

参考
くすりと健康の情報局「ニキビ・吹き出物の原因」(第一三共ヘルスケア)
皮膚科Q&A「にきび」(日本皮膚科学会)
尋常性痤瘡治療ガイドライン2017(日本皮膚科学会ガイドライン)

ニキビの原因は?

ニキビは、皮脂が過剰に分泌することで、毛穴が塞がり、結果としてアクネ菌が増殖することで生じます。思春期の場合は、男性ホルモン(アンドロゲン)が増加することで、皮脂の分泌量が増えます。大人の吹き出物の場合は、ストレスや食生活の乱れにより、過剰に皮脂が分泌されることが原因となることが多いです。

ニキビにはタイプがある

ニキビは初期の軽症の段階から進行して、徐々に広がり重症化していきます。基本的には面皰(メンポウ)→丘疹(キュウシン)→膿疱(ノウホウ)→瘢痕(ハンコン)の順に進行していきます。

面皰(メンポウ)
皮脂に毛穴が詰まった状態で、毛穴の先が閉じて白っぽく見える「白ニキビ」、毛穴の先が開いて黒っぽく見える「黒ニキビ」とがあります。

丘疹(キュウシン)
面皰の状態で、毛穴に詰まった皮脂に雑菌や細菌が繁殖して炎症が起きて、患部が赤く盛り上がった「赤ニキビ」になった状態のことです。

膿疱(ノウホウ)

炎症がさらに続くと、膿がたまった ブツブツになります。

瘢痕(ハンコン)

ニキビが悪化した状態のまま進むと、治っても炎症が強いため痕が残ってしまいます。これを瘢痕といいます。

一般的なニキビの治療法

綿棒と軟膏壺

西洋医学の治療ではかつては抗生物質を使った治療でしたが、現在は毛穴の詰まりを改善するアダパレン(ディフェリン)や過酸化ベンゾイル(ベピオ)などの薬も出てきて、薬のバリエーションが増えました。

抗生物質の長期使用で、抗生物質の効かない「薬剤耐性菌」が増えてくる問題がありました。その点、過酸化ベンゾイルは薬剤耐性菌の心配がなくアクネ菌の増殖を抑えることができます。

他にも、ケミカルピーリングで皮膚表面の角質や汚れを取り除くことでニキビの改善したり、ホルモン療法も行われたりしています。

漢方薬でニキビは治せるのか?

スキンケアオイル

「尋常性痤瘡治療ガイドライン2017」によると、推奨度の高いA〜推奨されないDランクまでのうち、残念ながら漢方薬の推奨度はC1ランク(選択肢の一つとして推奨する)・C2ランク(十分な根拠がないので推奨しない)と、評価は高くはありません。

しかし、使われているものが漢方エキス製剤であることと、果たして漢方の視点で患者の体質に合わせて判断されて使用された結果であるのかが不明なので、この結果ではなんともいえません。

当薬局にいらっしゃる方は、医療機関の治療を受けても改善されなかったり、塗り薬の刺激が強く反って悪化してしまった方が多いです。ですので、西洋医療で改善されない方や副作用で治療が受けられない方には、有効だと感じています。

また、漢方薬はただニキビを治療するだけでなくニキビの根本となる原因にもアプローチをするので、身体全体のバランスを整えることもできます。

漢方のニキビ治療法

矢車菊(やぐるまぎく)の精油

ニキビは皮膚表面の病気ですが、漢方では体の中の異常が皮膚に現れていると考えます。ですので、皮膚表面を治療するだけでなく、漢方的な視点で身体の中で何が起きているのかを考えて治療をしていきます。そこで鍵になるのが、「ホルモンバランス」・「熱」・「胃腸」の3点になります。

ホルモンバランスを整える

ニキビは小学生の高学年〜高校生くらいにできやすいです。この年齢に起きやすい理由の一つには、ホルモンバランスの変化が影響しています。子供から大人へと成長する過程で、ホルモンバランスが不安定になり、皮脂が過剰に分泌されてニキビができます。

また、成人してからも女性の場合は月経前になるとニキビができやすいです。これも、ホルモンバランスが影響しています。漢方では、ホルモンバランスは疏泄(ソセツ)・血(ケツ)という働きでコントロールされていると考えます。

疏泄とは
のびのびと広がるという意味です。疏泄が正常に働くと、全身に気(エネルギー)や血(栄養)を送り届けることができます。また、精神ものびのびとして安定します。そのため、疏泄の機能はホルモンバランスだけでなく、自律神経も含んだ広い意味を持っているといえます。

この疏泄が乱れてしまうと、月経に影響が出たり、情緒が不安定になりイライラしたり落ち込んだりしやすくなります。同時に皮脂の分泌もコントロールできなくなり、ニキビの発生が促されてしまいます。

血とは
身体を栄養してくれる物質のことです。血液とほぼ同じ意味で使われることが多く、肌や爪、髪を潤して栄養したり、月経を整える作用があります。

この血も疏泄と連動して、月経などのホルモンバランスに影響を与えます。また、肌を栄養するため、血が不足した血虚(ケッキョ)になると、皮膚は乾燥して状態が悪くなります。

このようにホルモンバランスを整えていくのは、思春期のニキビだけでなく、大人の吹き出物の治療にもどちらにも対応できる治療となります。

柴胡(サイコ)・芍薬(シャクヤク)・当帰(トウキ)・薄荷(ハッカ)などの疏泄を整えたり、血を増やす生薬を用います。

炎症を抑える

漢方では、炎症を過剰な熱と考えます。赤味を帯びた勢いのあるニキビは炎症が強く、触ると痛みを生じます。これは体内の熱が過剰になってしまった状態ですので、沈静化する必要があります。

思春期は身体が充実していて、もっともエネルギーが盛んな時期です。それゆえに過剰なエネルギーが適切に使われないと、皮脂の炎症を促して赤みの強いニキビを作り出してしまいます。

体質的に熱を持ちやすく、暑がりで体ががっしりしている人のニキビの方は、熱を鎮める漢方薬が効果的です。ですが、ニキビだけを局所的に見て、赤みが強いからと言って、熱を沈静化する漢方薬を使ってしまうと、体が弱い人には反って負担となってしまう恐れがあるので、注意が必要です。

黄連(オウレン)・黄芩(オウゴン)・黄柏(オウバク)・山梔子(サンシシ)・石膏(セッコウ)などの炎症を鎮める生薬を用います。

胃腸を整える

胃腸と肌は密接な関係にあります。そのため、不摂生な食事で胃腸に負担をかけたり、便秘が続いて毒素が身体の中にたまると、肌の不調につながります。ですので、普段から不摂生な食事をしている方は食事の改善に努めることが、ニキビの改善には大切です。

漢方では、油物・甘いもの・味の濃いものを過食すると、湿熱(シツネツ)・痰濁(タンダク)・食毒(ショクドク)呼ばれる、身体の機能を低下させる病理産物を生み出します。

湿熱(シツネツ)・痰濁(タンダク)・食毒(ショクドク)
脂っこいものや甘いもの、お酒などを過剰にとる事により、胃腸に余分な食べ物のカスや便が毒素として蓄積してしまったものです。湿熱・痰濁・食毒により胃がもたれたり、便通が乱れたりと胃腸に負担がかかります。

これらが、体内に蓄積することで肌の調子が悪くなり、ニキビの原因となります。とりわけ、成人の吹き出物に出やすいのタイプです。

胃腸の不調がある場合のニキビは、便秘や胃もたれなどの症状を改善することが治療法の一つになります。

蒼朮(ソウジュツ)・茯苓(ブクリョウ)・枳実(キジツ)・大黄(ダイオウ)といった、胃腸の毒素を流したり、分解したりする生薬を用います。

他のタイプとしては、胃腸の機能が弱ってしまうことで、ニキビが生じる場合です。

胃気虚(イキキョ)
胃腸が弱く、消化能力が不十分な場合です。過労や病後などで体力が衰えたり、もともと虚弱体質で食が細いような状態のため、エネルギーを生み出すことができず、肌を栄養できなくなります。

胃腸が弱っていると、食べたものからエネルギーを作り出すことができず、皮膚に栄養を届けることができません。また、消化不良を起こしやすく、毒素が排出されにくくなります。その結果、ニキビができやすくなります。

漢方薬では人参(ニンジン)・白朮(ビャクジュツ)・黄耆(オウギ)などの胃腸を元気付ける生薬を用います。

皮膚の状態×体質を組み合わせて処方

同じニキビの病気を抱えていても、赤みや化膿、大きさ、広がり具合などのニキビの状態と個々人の体質はそれぞれに異なっています。上にあげた体質で分類するとともに、化膿が強ければ化膿を抑える漢方薬を、瘢痕があれば瘢痕を改善する漢方薬を適宜組み合わせて処方を組み立てていきます。

そのため、一律にニキビに使える漢方薬はなく、ニキビの状態と体質を見極めることがとても大切になってきます。

ニキビに用いる漢方薬

生薬の人参と生姜

清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)
顔や頭などの上部の熱を清する目的で作られた処方です。暑がりで体に熱がこもり、その熱が上部に出たことで生じる疾患に用います。それゆえ、赤みが強く、勢いもある丘疹〜化膿傾向のニキビに効果的です。この処方は熱を冷まし、頭部の熱感を抑えて、赤みのあるニキビを沈静化することができます。
荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)
一貫堂医学の解毒症体質と呼ばれる、化膿性疾患に用いられます。皮膚が浅黒く、慢性に繰り返す耳鼻科疾患や皮膚疾患に効果的とされています。温清飲(ウンセイイン)という処方がベースになっており、皮膚の乾燥(血虚)と炎症(熱)を同時に治療し、化膿にも対応できるため、長年繰り返したり、皮膚が黒ずんで瘢痕となっている状態にも対応できます。
十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)
毒を敗(やぶ)ることから、化膿性のあるニキビに用いられます。ニキビの初期段階には効果的ですが、皮膚表面を治療するだけであるので、慢性のニキビや赤みが強い場合は黄連解毒湯を足したり、他の処方に変えないと治せない場合もあります。
荊防敗毒散(ケイボウハイドクサン)
十味敗毒湯と同じような構成になっているため、同じように初期の化膿ニキビに効果的です。荊防敗毒散はいろんなタイプのものがありますが、連翹(レンギョウ)・金銀花(キンギンカ)・枳実(キジツ)などの抗化膿作用や抗炎症作用、しこりの改善作用が強力なため、十味敗毒湯よりも炎症度合いが強いニキビにも用いることができます。
排膿散及湯(ハイノウサンキュウトウ)
膿を排出することを目的とした処方です。同時に枳実芍薬散(キジツシャクヤクサン)を含み、痛みにも効果を発揮します。ニキビ治療に単独で用いることは少なく、他の処方と合わせて効果を発揮します。
黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)
炎症が強いため、赤々として勢いの強いニキビがボコボコとあるものに適応します。ニキビの勢いが強いように体もがっしりとしており、暑がりで体力があるものに用います。熱状が強く化膿傾向にあるものは、排膿散及湯や桔梗石膏(キキョウセッコウ)などを加味します。
温清飲(ウンセイイン)
黄連解毒湯に、四物湯(シモツトウ)を加えた処方になります。黄連解毒湯のような炎症の強い状態がしばらく続いたことで、皮膚の水分も蒸されて飛ばされてしまい、黒ずみの痕が残ってしまった状態に用います。長期間ニキビを患った経緯があるため、治療には長期間を要します。
温経湯(ウンケイトウ)
血を増やし身体を温めることから、生理不順や不妊症などの婦人科疾患に用いられる処方です。その働きを応用して、手湿疹のように血が不足して生じる皮膚の病気にも応用されます。温める作用があるため、赤みが強く勢いのあるニキビの場合は体質をみて使わないと、反って悪化する恐れがあるので注意が必要です。
桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)
瘀血(オケツ)と呼ばれる血行不良に用います。本来は子宮の血行不良に用いる処方であるため、生理前に増悪しやすいニキビや、慢性化により患部が血行不良を起こして黒ずんでしまったものに用います。しかし、桂枝(ケイシ)は温める作用があるので、ニキビが悪化しないか注意が必要です。桂枝茯苓丸に薏苡仁を加えると、炎症を抑える作用と膿を抑える作用が強化されます。
加味逍遥散(カミショウヨウサン)
この処方は「血虚+疏泄失調+熱を抑える作用」があり、ホルモンバランスを整えながら炎症も抑えてくれるため、ニキビの治療に大いに効果を発揮します。思春期から大人まで使える処方なため、ニキビだけでなく婦人科疾患の治療にも用いられます。ただ、ニキビに関しては男女問わず使えるので、状態に合わせて他の処方を組み合わせると応用範囲が広がります。
当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
「血虚+水毒」に用いる処方です。血が不足することで、皮膚のターンオーバーが遅れて、ニキビができやすくなります。この処方は皮膚を栄養することで皮脂(水毒)を流すことができます。ただし、炎症を抑える力はないため、赤みが薄い勢いのない弱々しいニキビであることを確認してから使う必要があります。
柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ)
「疏泄失調+胃腸の弱り」に用いる処方です。小柴胡湯(ショウサイコトウ)+桂枝湯(ケイシトウ)を組み合わせた処方で、胃腸の弱りを改善することで、気の流れを整えて、疏泄を改善します。体は弱いですが、緊張感が強く、食事もムラになりやすいため、疲れやすいです。そのため、ニキビは赤みはあってもそれほど勢いはなく、生理周期に関連して出やすい傾向にあります。
大柴胡湯(ダイサイコトウ)
「疏泄失調+胃のつまり」に用いる処方です。胃腸は強いためたくさん食べますが、胃腸でつまって流れていかないため、みぞおちがギシギシに硬くなりつまってしまいます。そうすると気持ちにもゆとりがなくなり、神経過敏になります。この処方は胃の詰まりをとることで、疏泄を整えて、不要なものを排出させてニキビを改善します。
補中益気湯(ホチュウエッキトウ)
胃腸の弱りを改善して、元気を出す処方です。食が細く、食べても身にならないため、常にエネルギー不足の状態です。そのため、不要なものを押し出す力もなく、栄養も皮膚に届けられないので、ニキビとなってしまいます。この処方で胃腸を元気づけて、体力をつけることでニキビを改善します。
半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)
不摂生な食事のため、体内の皮脂が増えてしまい、ニキビができているものに用います。余分な食事は体内にたまって、腐食して熱を発します。その熱が、さらに皮脂の炎症を強めてしまいます。この処方は熱を鎮めて炎症を抑え、なおかつ体にたまった腐食物を分解してくれます。
三黄瀉心湯(サンオウシャシントウ)
胃腸に熱がこもって、便秘になってしまった状態に用います。熱状が強いため、ニキビの赤みが強く、便秘があるため毒素が排出されずニキビを悪化させます。この処方は大黄(ダイオウ)・黄連(オウレン)・黄芩(オウゴン)からなり、胃腸内の炎症を抑えて、便として熱も一緒に吐き出すことで、身体の毒素を排出することができます。ただし、胃腸が弱い人ですと体への負担が強いため、用いないように注意が必要です。

養生

薬膳料理

ニキビの治療は西洋薬や漢方薬をもってしても、一筋縄にはいかないこともあります。とりわけ、大人ニキビ(吹き出物)は生活習慣の影響を大きく受けます。ニキビを繰り返してしまう方は、以下のチェックリストを使って、一度生活を見直してみることをお勧めします。

1 食事の見直し

人の身体は、食べたもので構成されています。ニキビに関しては何を食べたかも大事ですが、何を食べないかが大切です。注意すべき食品は、精製した砂糖(お菓子・ジュースなど)・精製した穀物(パスタ・パンなど)・乳製品・油分(大豆油・マヨネーズなど)・チョコレート・アルコールです。どれも美味しくて、ついつい口にしてしまうものばかりですね。

もちろん全部禁止するのは難しいと思いますので、頻繁に口にしているものがあれば、少し控えてみると良いでしょう。かわりに、魚・野菜・果物などは皮脂の分泌を減らしたり、抗酸化作用により肌の炎症を抑える働きがあります。

2 睡眠時間の確保

漢方では、日中の活動的な時間を「陽」、リラックスして休む夜の時間を「陰」としています。夜遅くまで起きていると、身体が陽(興奮)の状態のままで、陰(リラックス)に入っていきません。

陰の時間には血が作られて、肌を栄養したり再生したりします。ですので、睡眠時間が少なかったり、夜に眠らないということは、血が不足して肌が再生されないことを意味します。そうなると、ニキビが治らないばかりが悪化してしまいます。

無理をせず休息をとることも、肌の調子を整えるのに大切です。

3 便通をつける

ニキビが治らないからといって、化粧水や塗り薬をたくさん使っている方もいるかもしれません。当薬局に来られる方でも、色々治療したけだおニキビが治らない方がいます。よくよく話をうかがってみると、便秘だということがわかりました。結局、便秘を改善することで肌の状態も改善しました。

ただ、便が出ているだけではダメで、スッキリと快便であるかどうかも大切な指標になります。詳しくは、便秘の治療法を参考にしてください。

参考:便秘症の漢方薬治療

4 生理不順を整える

食事や睡眠も、ホルモンバランスを整えるのに大切な要素となります。それにもかかわらず、生理不順がある場合は、まだホルモンバランスが整っていないため、改善する必要があります。生理痛が強かったり、生理周期が不安定、イライラや落ち込みなどのPMSが強いなどがありましたら、漢方薬でニキビとともに改善できる場合もあるので、治療することをオススメします。

生理不順や生理痛が重い方は、下記の記事もご参考くださいませ。

参考
生理痛・月経困難症の漢方薬治療
生理不順(月経不順)の漢方薬治療

他にも、ストレス対策や運動習慣をつけることもニキビの改善には効果的です。ニキビ自体がストレスの原因にもなりますので、ストレス管理も意識すると良いでしょう。

おわりに

ニキビは見た目に大きく関わるため、そのままにしておくと気持ちも落ち込んできて、ふさぎ込んでしまいます。ニキビのストレスから暴飲暴食をしたり、眠れなくなって、さらに悪循環になってしまいます。病院での治療や漢方薬などを使って、早め早めに治療を開始することが大切です。特に慢性化してしまうと、瘢痕といって痕が残ってしまうこともありえます。

ニキビでお悩みの方は、皮膚科や漢方専門の医療機関で診てもらうことをオススメします。

ご予約の方

当薬局にご来店を希望される方は、下記からご予約をお願いします。初回の方は問診とお薬の調合、説明に60分ほど要します。ご理解のほど、よろしくお願いします。

 

遠方で来店が困難な方や忙しくて来店できない、体調が悪くて来店が難しい方はご自宅でも安心してご利用できる、オンライン漢方相談も行っております。

 

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薬剤師 今井啓太