TREATMENT

疾患別治療

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は検査をしても小腸や大腸には異常がな胃にも関わらず、下痢や便秘が続いて、生活に支障をきたしてしまう疾患です。「下痢型」、「便秘型」、「下痢⇆便秘型」の3タイプあります。緊張した場面になるとお腹が痛くなって下痢をしてしまうことはあります。しかし、過敏性腸症候群はもっと敏感でちょっとした事、例えば電車の中、会議中や授業中などといった場面でもお腹の調子が悪くなってしまいます。その結果1日に何度もトイレに駆け込まなくてはなりません。それが繰り返されると、ちょっと出かける時でもお腹の状態が気になってしまい、それがストレスとなって腸を刺激して、便を催してしまい、悪循環のループに入ってしまいます。

漢方治療

過敏性腸症候群の下痢型なのか、便秘型なのかを弁別して治療をする。どちらのタイプにしても腸の蠕動運動を整えることを第一に考える。
下痢型の場合は腸の異常収縮に伴う痛みと蠕動運動亢進による下痢を引き起こしている。
便秘型の場合は腸の異常収縮による痛みと蠕動運動の失調により便が肛門部まで流れていかない状態である。

痛瀉要方
過敏性腸症候群の下痢型に用いる。「芍薬・蒼朮・陳皮・防風」を配合して腸の水を吸収して便の形を整えながら、腸の蠕動リズムを整える働きがある。

桂枝加芍薬湯
下痢型・便秘型のどちらにも使える処方。「桂枝・芍薬・生姜・大棗・甘草」を配合しており、体が弱くて腸の動きがコントロールできないものを整える働きがある。

四逆散
便秘型に用いる。「柴胡・芍薬・枳実・甘草」を配合しており、腸の蠕動運動を活発にしながら、便通をつける。

CATEGORIES

胃腸疾患