TREATMENT

疾患別治療

蕁麻疹

蕁麻疹では特定の食べ物や花粉などのアレルギー症状によって生じるものは少なく、75%程は原因が不明だと言われています。そのため、西洋医学での治療は抗アレルギー薬を用いて痒みの原因となるアレルギー物質を抑える治療を行います。しかし、中にはそれでも改善されなかったり、改善するものの服用をやめると再発してしまうこともあります。そのため、薬を服用することでなんとかやり過ごしている・・・という方も少なからずいらっしゃいます。しかし、蕁麻疹の痒みは生活の質に影響を与えかねないので

漢方治療

先に述べたように蕁麻疹の原因は追求できない場合がほとんどです。そのため、漢方治療では原因を追求するのではなく、別の視点で治療を施していきます。一つは皮膚に現れる蕁麻疹の状態です。具体的には赤味の度合い、膨らみの大きさ、乾燥の度合い、蕁麻疹の病歴などによって判断します。もう一つはご自身の体質です。具体的には体に熱を持ちやすいタイプなのか、冷えやすいタイプなのかといったところです。これらのポイントを総合して、漢方薬を選択していきます。

消風散
蕁麻疹で最も多く使われている処方で、蕁麻疹特有の炎症と膨疹、痒みに効果的です。ただし消風散に内包されている生薬は多岐にわたるので、そのまま用いるより加減して用いないと、効果が出ない場合もあります。

十味敗毒湯
化膿性湿疹に用いますが、蕁麻疹の初期に用いることがあります。蕁麻疹になったばかりの場合に有効ですが、慢性の場合にはこの処方だけではなかなか治癒には至りません。

黄連解毒湯
蕁麻疹の中でも特に炎症の度合いが強い状態の場合に有効です。日光アレルギーや金属アレルギーといった原因がはっきりしている場合にも有効です。

桂麻各半湯
蕁麻疹でも炎症の度合いは弱く、赤みが薄く、肌色に近い状態のものに用います。

麻黄附子細辛湯
寒冷蕁麻疹に効果的で、体質的に冷え症で体力がない方の蕁麻疹に効果的です。

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皮膚疾患