
煎じ薬とは
煎じ薬(せんじやく)は漢方薬本来の伝統的な飲み方です。漢方薬をお茶のようにグツグツと煮出して服用します。現在はツムラさんやクラシエさんのような、手軽に服用できるエキス製剤が主流となっていますが、当薬局では効果を実感していただくため、漢方薬本来の効果が期待できる煎じ薬をオススメしています。 煎じ薬とエキス製剤...
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煎じ薬(せんじやく)は漢方薬本来の伝統的な飲み方です。漢方薬をお茶のようにグツグツと煮出して服用します。現在はツムラさんやクラシエさんのような、手軽に服用できるエキス製剤が主流となっていますが、当薬局では効果を実感していただくため、漢方薬本来の効果が期待できる煎じ薬をオススメしています。 煎じ薬とエキス製剤...
病態の把握。 きちんと見極めることができれば、慢性的な病気でも漢方薬で素早く改善へと導くことができる。 今回は病態把握を誤ってしまい、治療に時間をかけすぎてしまった症例となる。 症例 10歳 女性 アトピー性皮膚炎 小さい時からアレルギー持ちで、アトピーに苦しんでいた。 ステロイド剤を使いながら、なんとか状...
漢方では定番とされている症例になるが、あえて取り上げてみた。 いまいちど基本に立ち返り、処方や病態を深掘りしてみようと思う。 症例 40代 女性 喉のつまり ここ最近、日中に喉がつまったような違和感が生じ始める。 のどに痰が絡んでいるわけでもなく、咳払いをしても解消れない。 咽喉に病気があるわけでもなく、特...
所用により、16:30閉店とさせていただきます(最終受付16:00)。 ご迷惑をお掛けします。
風邪の治療は短期決戦。 初期の段階で治療を失すると、体内に邪が進行してしまい、治療に時間を要してしまう。 そのため、風邪の初期の治療は「病態」と「体質」を慎重に見極めて、適切な処置を行わなければならない。 今回は小児の患者の治療について、考察してみる。 *コロナ禍以前の症例になります 症例 6歳 男子 発熱...
漢方とはなんなのか。 私が漢方の勉強を始めてから、10年になろうとしている。 10年も続けていれば、そろそろ一人前になっても良いのであろうが、私の能力が低いせいか、まだまだ漢方の真髄にはまったく届きそうもない。 この頃は、本に書いてある治療法と実際の患者さんとの間に大きな溝を感じてしまい、漢方の勉強に身が入...
前回は私の力不足で、治療がうまくいかなかった症例をご紹介しました。 症例28 全身状態と患部の状態のどちらを優先すべきか 今回も、皮膚疾患に関する治療の紹介です。 処方の選別に苦慮したが、なんとか著効を得ることができました。 症例 90代 男性 夜中の皮膚の痒み 5〜6年前から、お風呂に入ってから夜...
「漢方で体質改善」 よく目にする言葉である。 実際に私も患者様に説明するときに、わかりやすいように口に出すこともある。 しかし、体質改善とはいかなるものなのか。 さらっと説明すると、患者様がもっている体質、ここでいう体質とは漢方の理論で見た時に、正常から逸脱した状態、これを改善して整えていくことが、体質改善...
2016年11月11日に開業して、今月で5年を終えました。 思い返せば、最初の頃はドタバタして、うまくやっていけるかどうか・・・と不安に思う日ばかりだった気がします。 今でも、不安になることはありますが、だいぶ落ち着いてきたような気がします。 あの頃と比べて、漢方家として成長したのかどうかは良くわかりません...